2014年9月6日土曜日

スマート・テーブル

新学年はいよいよ始まる。これにあわせて、特別な予算が組まれ、新しい教師用の会議室のレイアウトを検討するようにと言われ、楽しく想像をふくらませている。教室や会議室と性格の異なる家具や植木などを入れるのも必要だが、可能でしたら、テーブルになっているパソコンでも導入できないものかと、調べてみた。

20140906たしかに気楽な会話や同じ視線での議論などには、もってこいのもので、もうすこし普及されてもおかしくない事務用品なはずだ。しかしながら、最初の一歩、思わぬ形で躓いた。あれは、そもそもどのような名前で呼ばれているのだろうか。自分なりに思案して、「テーブルパソコン」から始めた。それなりにヒットがあった。代表的なものは、どうやらサムスンの製品で、洒落ていて、結構宣伝もされているもようだ。しかしよくよく見れば、関連の報道記事はすでに二年も前のものとなっている。これしか上がってこないようでしたら、調べ方が悪いに決まっている。そこで、大学図書館に設置されたものを手がかりに、それの紹介文を読み直して、「スマート・テーブル」との名に辿り着いた。どこかいい加減に決めた言い方のようで、頼りない感じだが、検索に掛けたらはるかに多くのヒットが現われてきた。しかも、マルチタッチスクリーン、コーヒーテーブル、Windowsやアンドロイド対応など、さらにキーとなるポイントがどんどん出てきた。ただし、どう見ても完成したものではなく、販売もベンチャー企業によるものばかりだ。値段ひとつ取り上げてみても、その間の様子がありありと分かる。40センチのテレビは500ドル台、タッチスクリーンモニターは1000ドル台、という目下の相場に対して、同じサイズのモニターのテーブルはいずれも6000ドル以上の値が付いている。いまだ開発途上のアイテムだ。

ちなみに、はたして「スマートテーブル」という言葉が日本語でも通用するのかと、興味本位に試してみた。画像検索では、たしかに同じものが上位に飛び出してきた。ただしヒットリストを読み続けると、同じ名前でも、車の中に取り付けるテーブル、ナノ構造測定の作業台、はてには食事にあたってのテーブルマナーと、驚くぐらい多様なものが対象となっている。はたしてその中のどれがこれの命名権を確保できるものだろうか。

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