朗読動画「徒然草」の公開を週三作という形で続けている。色々なコメントが戻ってきたが、文章は耳で聞いてもよく分からないという声が複数あった。考えてみれば、兼好の書き方には表現に凝ったところがあって、たとえ読んでいてもスムーズに頭に入らないところはたしかに少なくない。
そこへYouTubeが提供している色々な機能を見比べると、字幕という項目に気づいた。これまで字幕つきの動画にはたしかによく出会う。自動で生成されたものだろうが、動画提供者として一度編集のため手入れすることができるはずだ。調べてみると、たしかにその通り、作り方がいたって簡単で、早速試してみた。もともと対象は古典の朗読、日本語の古文となるとほとんどもうひとつの言語だと言っても過言ではない。自動生成にはちょっぴり難題だと予想した。だが実際にやってみると、意外と出来が良かった。トータルで七割程度の正答が出ている。使いやすい編集画面であれこれと整理したり、妙な間違いを直したりするそのプロセスも楽しく、何よりも出来上がった結果は素晴らしい。とりあえず先週分の三作には字幕がついた。是非覗いてみてください。字幕の作り方そのものを簡単にスクリーンを記録して短い動画を作った。あくまでも私的な備忘に取っておきたい。あるいは同じ関心を持つ方に何かと参考になるだろうから、ここにリンクを貼っておく。
デジタル小ワザ:YouTube、字幕の作り方
朗読動画「徒然草」
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