世の中は、年末年始に突入している。年末と言えば大掃除。パソコンの中に溜まっているさまざまなファイルの整理も間違いなく中の一つであり、たとえ大掛かりな作業ではなくて、小さくて細かなものでも確実に時間を喰い、細心の対応をしないとあとはややこしい。その中の一つをメモしておこう。
大学のサーバーに個人のサイトを開設している。最初の公開日にちを書き止めていないことは残念としか言いようがないが、確実に20年以上は続いてきた。一番単純なHTML書式で仕上げたそれは、いまでもほぼ最初の形で稼働している。この事自体、はたして自慢すべきだろうか、それとも恥ずかしと思うべきだろうか。いずれにしてもサーバー管理側の立場からすれば、きっとやりきれない、多大な無理を押して対応しているほかはなかろう。
そのようなサイトの手入れも、したがってできるだけサーバの関係者に邪魔をしないで自力で対応するように心に決めた。今度とりわけ苦労したのは、更新したいファイルを取得し、それの編集結果をあらためてサーバーにあげるための、自宅のパソコンと大学のサーバーとの交信手段の確定だった。なにせ二年ちかく触っていないから、交信手段の更新状態はまったく分からず、あれこれと調べなければならない。結果としては、「forticlient」を取得し、それを稼働させたうえで「SSH」を使ってファイルのやり取りをするというものである。プロセスとしては、大学での利用者アカウントとパスワードを数回入力し、あとは大学サーバー専用のアドレスにアクセスするのみだった。関連の情報は、VPNの設定をふくめて、だれでも分かるように纏められてはいるが、その情報自体はいろいろなところに散らばっていて、それぞれのルートでたどり着くことは、かなりの回り道をさせられた。
振り返ったら、前回これと似たような作業をしたのはたしか一昨年の春であった(「文字化け」)。あまりにも怠慢だと言わざるをえない。だが、このような感じでので維持は、しばらくは続きそうだ。
2019年12月21日土曜日
デジタル大掃除
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