2021年10月16日土曜日

朗読動画特設サイト

『徒然草』の原文を読み上げ、それに江戸時代の注釈絵やくずし字によるテキストをあわせる朗読動画を作成し、週に三作の形で公開を続けている。今年の初めから始まり、この間の金曜日にアップロードしたのは第193段、数えて111作目となる。この分量となるとアクセスの方法に気を使う必要を感じ、ここ数日、集中的に作業をして、Googleサイトを利用した特設サイト作成した。

朗読する章段には、『徒然草』の原作すべてが対象とするものではなく、選択があった。極端に長いもの、短いものを一通り避けた。それから、そもそも注釈の画像が存在しない章段もある。そのため、結果的には、原作244段から140段を選んだ。YouTubeで公開するにあたり、語彙解釈、現代語訳、利用画像の所在、原文を表記する字幕など、多様な情報を付け加えた。一方では、公開が章段ベースなので、特定の章段へのアクセスとして、プレイリストのみだった。しかも作品数が増えるにつれ、リストを開いたらつねに同じ作品が飛び出しても魅力が少ないと考えて、新しく公開したものがリストのはじめに来る方針を取った。一通り役目を果たすだろうが、公開作品の全容を把握するにしても、特定の作品に飛びつくにしても、便利だとは言えない。今度のGoogleサイトは、まさにこの考慮への一つの対応である。

Googleサイトの作り方、作業にあたっての要点や気づいたこと、さらにこれまで作成したいくつかのサイトなどについて、この「note」エントリーに簡単に記した。

朗読動画『徒然草』

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