先月終わりの「次世代ライブラリー」において、とんだ勘違いをした。国立国会図書館の「次世代デジタルライブラリー」が英語のページしか用意してくれていないと書いてしまった。さっそく友人に教えてもらい、日本語への切り替えボタンがページの下真ん中にあると分かった。ただ、あえてエントリー内容の修正をせず、SNSで訂正をコメントに入れるのみだった。
いうまでもなく気がかりだ。その後もあれこれと失敗の理由を考えた。そして、自分なりの一つの答えにたどり着いた。
ヒントを示してくれたのは、「人文学オープンデータ共同利用センター」だった。その公式サイトのアドレスは、http://codh.rois.ac.jp/
これをその通りにブラウザに入れると、英語のトップページが飛び込んでくる。右トップに言語切り替えのボタンがあり、簡単に日本語に変えられる。そこからさらに英語に戻し、両方のページアドレスを見較べた。
http://codh.rois.ac.jp/index.html.ja
http://codh.rois.ac.jp/index.html.en
すなわち日本語、英語のそれぞれのページが用意される一方、言語指定なしでサイトに入れば、英語ページが選択される。もちろんこちらのIPアドレスなどから判断した結果なのだ。
はたして「次世代デジタルライブラリー」のアドレスは、
https://lab.ndl.go.jp/dl/
これに対して、日本語と英語のどちらに切り替えても、アドレスには反映されようになっている。どうやら同じ方針でサーバーが対応してくれているのだ。
たしかに親切だが、ちょっぴりお節介だ。こちらの読みたい言語を先走りに判断し、その上誤解までもたらすのだから、余計だと思った。英語圏以外の国々になるとどう対応するのだろうか。いずれにしても、このような作りが主流にならないように願いたい。
0 件のコメント:
コメントを投稿