AI技術応用の一つとして、古い写真に色付けをし、画質を修正ソフトは多い。そのような広告を見ると、ついクリックしてみる。だが、宣伝広告は魅力的に見えても、実際に試すとがっかりするのが普通だ。その中で、一つかなり満足できるものに出会った。
どうもどういう写真を対象にするかが肝心なようだ。顔ばかりの写真だと、機械的な修正はやりすぎで、自分の記憶との距離も大きい。一方では、大事なイベントなどになると、顔だけではなく、周りの雰囲気などが加わり、違和感が若干消される。ここでそのような一枚。すでに30数年まえのもので、いまは小さくプリントした写真しか残っていない。いくらスキャンナーなどで丁寧に読み取っても、限界がある。そこでアプリを試してみた。「Pixelup」。ほぼ想像したものに近く、この結果だと保存しておく価値がありそうだ。ただこの手のソフトにありがちなことに、とにかく有料への誘導がしつこい。出来上がったものをダウンロードするには、1分近く広告を見せられた。ちなみに写真の日にちは1989年11月24日、場所は京大会館、博士学位授与式のあとの懇親会会場だった。笑顔で写真撮影に応じてくれたのは、京都大学第21代総長西島安則氏だった。
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