2020年12月5日土曜日

Glide、その二

Glideを用いてアプリを制作するという探索は今週も続いた。二作目が出来上がった。一作目と同じく前から公開した特設サイトの内容を使い、それをスマホに移動したということである。「古典画像にみる生活百景」。ただサイトには「メモ」の部分が英訳されていなかったが、これを機にそれを補い、一通り二か国語の形が整った。今度はアプリの使用方法をスクリーンショットとともにnoteに書いたら、意外にも多くの反応を受けた。

Glideには大満足。とりわけアプリレイアウトの設計など、無駄がなく、感心している。一方では、構造的な限界もすこしずつ認識してきた。ここにその中からとりわけ二点ほど記しておきたい。

データエントリー間の移動は、いまは対応していない。一番目のデータから二番目へ移動しようと思えば、リストに戻って選ぶのが基本で、戻るというプロセスなしでは実現が難しい。いまは一番に残したまま二番目、三番目を参照するという方法でリストに戻る手間を省かせているが、ユーザーにとっては意外な動きが現れる場合がある。複数のユーザーが同じデータにアクセスした場合、他のユーザーの操作が自動的に反映されることが考えられる。

一つのアクションは一つの機能にしか対応できない。例えばボタンをタップすることには複数の機能が選択できるが、その中から一つしか使えず、二つかそれ以上を組み合わせること(特定のデータコラムをリセットした上につぎの画面に行く、とか)はいまはできない。

Glideサポートの方々とのやり取りの中では、データ間の移動は新しいバージョンで実現される予定だと教わった。どのような新機能が現れてくるのだろうか、楽しみにしている。

アプリ:「百景・100 Scenes」

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