年末年始のあいさつに、元日京都の写真が飛び込んできた。一面の覆われた雪だった。新聞記事によると、58年ぶりだとか。京都の冬には、積雪は数回ぐらい確実に起こるが、それがお正月に重なることはやはり珍しい。初詣などには大いに影響したのではないかと想像している。
学生時代の寮生活から始まり、その後の研究のための長期、短期の滞在を加えて、月単位で数えれば京都での生活はちょうど10年になる。長いようで短い、短いようで長い。多くの知人、友人は京都で生涯の職場や住処、あるいは頻繁に滞在する拠点を得ている。一方では、たいていの人々は「修学旅行」の記憶を頼りに京都との繋がりを求める。自分はここの前者にも後者にも属しない。ただ、それでも京都のことを「第二のふるさと」だと名乗って憚らない。「そうだ京都、行こう」のシリーズも、いまや大分アクセスしやすいから、クラスで機会あるごとに学生たちに見せている。そのような学生たちの中では、今年も卒業生のグループの一つからは、春に京都を訪れることにしているとの報告を聞いた。
京都というテーマで、去年の初夏には一つの行事に招かれ、その時の報告が活字になった。個人的な思い出を思いっきり織り交ぜたので、リンクをここに添える。
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