先週に起こった出来事の経緯をここに記しておこう。
勤務校の大学ITセンターから意外なメールが届いた。私のホームページが何者かのハッカーに狙われ、そのすべての内容を即削除しなければならない、とのことだった。まさに一大事。何回かのやり取りを経て、ようやくただの削除ではなく、とりあえず別の場所に移して、こちらからアクセスできるように配慮してもらった。ファイルの中味を見てまたびっくりした。語学のドリル、学生活動の記録、古典の朗読など、約2000近くあるファイルの中のすべてのHTMLには、特定のサーバーにアクセスするためのコードが仕込まれた。いったい誰が、何のために、何の得があってやったのか、IT責任者でさえ見当が付かない。
サイトの情報は、これまで随時に更新していて、オリジナルファイルがかなり分散していて、どうやって手元のパソコンから一々見つけ出したらよいのか、ほとほと困った。最終的にはITの人が二ヶ月まえの時点のバックアップにアクセスさせてくれて、最悪の結果が避けられた。ITセンターの責任ある対応に内心感謝しつつ、冷や汗ものだった。パソコンというバーチャルな環境なだけに、こまめにバックアップを取り、丁寧に分類して保管すべしと、まさに身に沁みるような教訓だった。
ちなみに、あれこれとのやりとりの間に、一部の古いものを削除したうえで、ホームページのレイアウトを久しぶりに更新した。
X. Jie YANG's Homepage
2008年6月22日日曜日
ホームページの更新
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