2017年7月1日土曜日

カナダ・ディ

ハッピー・カナダ・ディ。

いつもながら、真夏のいまごろは、仕事の合間の休みの時期と重なる。それもあって、カナダ・ディに近くの観光地までドライブすることがいつの間にかささやかな習慣となった(2010年2016年)。今日も昼過ぎに出発し、なんのアテもなく歩き回り、そして山間に打ち上げられる短い花火を満喫して真夜中の高速を走り抜けて帰宅した。今年も後半に突入することになる。

毎年恒例の地元のパレードは、150週年だけなのかどうか不明だが、昼ごろに移動され、見られなかった。国立公園の入口でそれを知らされてちょっとがっかりしたが、車を降りて町中へ歩いていくと、パレート現物に集まるような勢いで人々は動いている。きっと観光客に貸し出されたと思われる普通の住宅からも、陽気な音楽が響く。町の中心街は、大きな賑わいだ。とりわけアジアの言語ではないドイツ、イタリア、ロシアなどのヨーロッパの人々の会話はいたるところに聞こえてくる。二人以上の子どもを連れた家族、大きな声で興奮気味に話しあう高校生、そしてレストランの半分の席を構える中国大陸からのツアーグループなど、見慣れた様子の中にもしっかりと新しいものが入っている。

今年の記憶には、国旗を身に纏い、颯爽と横断する若者たちの姿をあげておこう。例年よりも多くてなんとも印象的だ。日本の国旗を思い出してみれば、スケートや陸上競技などで見かけられるようになったあの誇らしい姿に共通するものだ。出会う度に、若々しいカナダの風景だとつい見入ってしまう。

0 件のコメント: